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葬儀のあとは、相続手続支援センター

遺産相続の相談窓口に   (中部経済新聞2006年10月27日)


相続手続支援センター名古屋支部開設

遺産相続に絡むあらゆる手続きを補助・代行する、相続手続支援センター(本部東京都)は十一月、同センター名古屋支部(名古屋市天白区表山一ノ一一八、山田知広社長、電話 052・839・1671)を開設する。運営は山田嘉重税理士事務所(本社同)が担う。相続に関する疑問点の無料相談に応じ、相続財務の確定や税の申告といった複雑な手続きも、弁護士、 税理士ら専門家とネットワークを組んで対応処理する。高齢化の進展で相続関連業務が拡大することをにらみ、気軽に相談できる法律のホームドクターを目指す。

名古屋支部は、愛知県では東海支部(名古屋市熱田区)、三河支部(知立市)に次ぐ三拠点目になる。何をするのか、誰が相続人なのか、といった相談に無料で応じ、手続きにかかる価格の見積表やスケジュール表も作成する。

相続手続きは、裁判所がらみの案件、年金、登記関連など多岐に渡る。弁護士ら専門家と連携し、必要に応じて手続きを委託し代行処理する。サービス料は遺産総額の0.3%。

山田税理士事務所は相続税の申告を基幹業務としてきたが、業務の性格上、税申告以外の相談を受けることも多かったという。また、相続手続きの代行は信託銀行が手がけているが、土地信託をしていない人にとって敷居が高い。 高齢化による相続関連業務の増加を見据え「相続全般の相談を気軽にできる窓口が必要」(山田社長)と判断、名古屋支部の運営者に名乗り出た。

同センターは現在、全国に三十支部、三十四拠点ある。年間約六千件の相談を受け付けている。



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